立ち会いをすると決めたなら旦那さんが気をつけたいこと、それは…
- 話しあい
- 気づかい
- ねぎらい
それに尽きるっ!…って話?

ナニそれ?どゆこと?
夫婦二人でどのようにお産に臨むか、話しあってみる。
お産に入ると、いろんなパパに遭遇します。
陣痛が長引く中、甲斐甲斐しくママの腰をさすってあげたり、飲み物や食べものをすすめたり。
声をかけ続けてとにかく、ママのお世話をするパパ。
ママが陣痛で苦しんでるのを遠目で眺め、どうしていいかわからないままじっと佇むパパ。
血が怖いから俺無理。ってまだなにも出血してないうちから付き添いすらしようとしないパパ。
血が怖いから俺無理、って分娩室に入った途端帰ってしまうパパ。
ずっといてあげたいけど、仕事があって帰らなきゃいけないパパ。
お産に立ち会うことができたら、それはこれからお二人で子育てをする上で良い経験となるし、大切なことです。
いつもお産介助しながら、今がとても辛いママにとって一番良い選択をしようと頑張ってるパパが素敵だなぁと感じます。
ただ…。
分娩室には入ってほしくないっていうママもいるし、
なにがなんでも、最後まで一緒にいてほしいっていう方もいて人それぞれなんですよね。
私たちが、いくら分娩は立ち会いした方がいいって言ってもそれはあまり意味がなくて、ご夫婦でどんな選択をしているかが大切なんだと感じます。
だから、まずはお二人でどうやってお産に臨むのか、その話し合いが大切。ってことです。
相手を思いやる気持ちを忘れず、分娩に臨む。
ご夫婦で、分娩室で一緒に赤ちゃんを迎えると決めたら。
ママは全力でお産に集中です!
パパは、そんなママを全力でサポートしてほしいです!!
夫婦は平等で、どっちが偉いとかそんなのありませんが、お産だけは別です!
だって、ずっとお腹の中で赤ちゃんを育ていく中で、つわりやら腰痛やらいろんな体調不良に耐え、やっと産まれると思ったら「こんなはずじゃなかった!級」の陣痛が容赦なく襲ってきて、お股に傷を作って体力削って産まれるんですから!
これはもう、パパは代わってあげられない分野ですからね。
サポートを全力でやるしかないわけです。



わかってるし…。
私がみていてダメなパパってこんな感じです。
- ママを遠目で見て、近寄ろうともせずスマホに集中してるパパ
- 「手伝ってあげるよ」もしくは「俺、手伝ってるよ」っていうパパ
- 「まだ産まれないの?」っていうパパ
- (産まれたら)「俺に似てるよね?まずは家族に連絡してくるね」ってさっさと離れるパパ
そんな時のママの顔って結構寂しそうなんですよね。
こういうタイプのパパたちは、一緒にいることが目的になっていて、ママのこと全然気にかけられないんです。
もしかしたら、とても気になってるのかもしれないけど、ただそこに居るだけで自分のことしてるだけなら、家に居たほうがお互いのために良さそうです。苦しいところをただひたすら観察されてる感じで、助けてももらえないなんて嫌だと思います。「まだ産まれないの?」なんて、私たちに言ってくるパパも時々見かけますけど。もしかしたら、ママを思って言ってるのかもしれませんが辛さに追い討ちをかけるだけですよ。それを一番思ってるのママですから。
産まれた時に、ママに「お疲れさま」「頑張ったね」の一言もなく「家族に連絡してくる」って言われるのも、自分が蔑ろにされてる感じで辛いと思います。家族への連絡なんて後で良いとおもいませんか?
まずは辛い思いをして産んだママですよ!
あなたの目の前にいる、赤ちゃんを愛おしく抱っこしてるママその人に気持ちを向けてくださいね!
とにかく、お産を一緒に過ごすときめたパパは、誰に何を言われようと全力でママのサポートをするって決めましょう。
お産が終わったら、ママをいたわる気持ちを噛み締める。
壮絶なお産体験のあと、とっても可愛らしい赤ちゃんが現れます。天使です。
家族に連絡して見せびらかそう!そんな気持ちになってしまうパパも多いと思いますが、まずあなたのするべきことは…
ママをねぎらい、いたわることです。
家族への連絡とか、そんなのどうでもいいです。あなたたち二人のお子さんです。
まずは、ご夫婦で喜びを噛み締めましょう。
そして、ママへのねぎらいの言葉です。
「お疲れさま」
「頑張ったね、大変だったね」「すごいね、俺にはできないよ」
なんて、大袈裟なくらいでちょうど良いです。笑
一緒に大変な陣痛の時期を過ごしたご夫婦はたいてい自然にこんな言葉を掛け合ってますね。本当です。
やっぱり、一緒に過ごすと決めて、実際に二人で頑張って乗り越えて、かわいい赤ちゃんと会えるっていう段階を踏んでいるとママにとって、この辛いけど貴重な経験を分かち合えてると感じることができるのだと思います。
まとめ。
立ち会いをすると決めたら、どうやって過ごすかも含めてママと二人で話し合いましょう。
じっさいに立ち会う時は、全力でママをサポートしましょう。
赤ちゃんが産まれたら、産まれた喜びを分かち合いつつ、ママを全力でねぎらいいたわりましょう!
…ってことで。是非ぜひ、素敵なお産にしてほしいと思います。
今日はこれでおしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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