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【育児の不安】ママの味方になってくれるオススメ本3選 

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育児に疲れたり不安を感じたときに読みたい3冊の本

子どもを育てていると、とても些細なことをものすごく深刻に考えてしまうことがあります。
私もその1人でした。

ちこ

あぁ…やっぱり、上手くできない。赤ちゃん、大丈夫かな。
私ママ失格、へこむわ〜。

今思えばそれなりに、大きな問題なく育児できてたんですけどね。
とってもナーバスになってました。

息子をきっちりしっかり育てなきゃって思いが強すぎて、それほど重要でもないことをずっと気にしてしました。周囲の言葉にとっても敏感になってたりしました。

助産師の仕事をしていて、授乳とか乳児の病気、発育とか離乳食について一通り知識があるはずの私でもそうだったんです。
いちいち、本やネットで調べては一喜一憂してましたね。

みなさんは、どうですか?

子育てをしていると、きっとそんなふうに猛烈な不安に襲われる場面が一度や二度はあるんじゃないかと思います。

でもそんな時、正しく心配できるように、曖昧ではない医学的根拠に基づいた情報を、ママたちの視点、目線で提供してくれる書籍がたくさんあるんです。やや専門的な書籍もありますが、いろんな情報に混乱してしまっているママ、パパたちにはとても有益だと思います!ご紹介します。

育児に不安を感じたらまずこの本〜小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK 森戸やすみ

最初にご紹介したいのは小児科医師で、Twitterでも有名な森戸やすみ先生の書いたこの本です。

¥1,214 (2021/03/30 11:50時点 | Amazon調べ)
こんな本!
  • わざわざ病院に行かなくても、身近にいる小児科の先生に質問するように読める
  • しかも、味方になってくれる
  • 論文など科学的根拠に基づいた正しい知識で育児の不安を解消できる
  • 読み終えたあと、少し育児が楽しくなる!

ちょっと咳をしたり、元気だけど熱があったり、皮膚トラブルがあったり、全然寝てくれないなどと、ちょっとしたことで迷ったり悩んだりすることよくありますよね。病院に行ったほうがいいのか、お風呂に入れていいのか…。義母は急いで病院に連れて行けっていうし、ネット見てもいろいろでよくわからない。

そんな時、この本を読むと、悩みがスーッと楽になります。

著者の小児科医森戸先生が、普段の診療の中でたくさんのママやパパたちに関わる中で、多かった質問や相談なんかを元に書かれていいます。ママたちを「きめ細やかな心遣い」で、「ふだんから子どもの目線で考えている」存在として尊重してくれます。受け止めてくれる感じが、すごく安心感があってすんなり読み進めることができます。

そして、我が子のためにと答えのない育児に奮闘し、いろんな情報に惑わされて苦しんでいるママたちに助け舟を出してくれています。

子育てしている側にとっては、きちんとした論文など科学的根拠に基づいて、悩みを解決するためのアドバイスが書かれているので、読んでいてスッと頭に入ってきますし、納得感があります。もっと詳しく知りたいときは原典の提示もされているのでそちらをあたることもできます。

表紙には”間違った助言や迷信に悩まされないため”にと書いてあります。

これは私の意見ですが、残念なことに、一部の医師、助産師、看護師など専門職が極端な情報をテレビや本、SNSなどネットに垂れ流していて、多くのママやパパを不安を煽っていることもありますし、「たくさん子どもを産んだ」というご自身の経験だけで、育児や妊娠出産などについて情報を発信しているママのアカウントも見かけます。でもそれは必ずしも全てのママに当てはまることではなかったりします。

情報を見ている側からすれば、専門職(もしくは子育て経験者)の言っていることなんだから疑う余地のないことというのも、まぁ当然ですよね。でも、間違っている情報がたくさんあると言うことを知ってほしいです、情報リテラシーにもつながることですが、正しい知識には、必ず科学的な根拠があります!

何かを当たり前のように言われた時に、そこに科学的根拠があるかどうか疑問に思うことが、他人の意見に振り回されず育児をするために大切だと思うのです。

そしてこの本には、きちんとした科学的根拠に基づいた育児の話がつまってます。ものすごく何か不安を煽られるような記述もないし、淡々とママやパパたちが育児が楽しめるよう、困った時に拠り所になるような情報がたくさん書かれています。

本自体は125ページで、1日で読めてしまう量ですからぜひ手に取ってみてほしいなと思います。

私自身は、子どもが小さい時に何か気になることがあった時の辞書みたいに読んでましたし、実は今でも、仕事で育児指導をするときの私の中の拠り所にしている本の一つです。こういう本がたくさん増えて、ママパパたちに届くと嬉しいです。

ぜひ、この本を読んで、ママパパには余計な不安に惑わされることなく育児を楽しんでほしいと願っています。

子どもの発達について正しく知りたい方へ〜子どものための精神医学 滝川一廣

次は少し難しめの本ですが、ぜひ読んでほしい本をご紹介します。子どもの発達について書かれているとっても良い本です。

¥2,750 (2021/04/04 13:15時点 | Amazon調べ)
こんな本!
  • 児童精神障害について書かれた本
  • 育つ側のむずかしさ(精神発達障害)について書かれているだけでなく
  • 育てる側のむずかしさ(虐待などの子育ての失調)についても丁寧に書かれている
  • 発達障害の概念がきっと変わるし、子どもへの関わり方について知ることができるかも。
  • 子育てが上手く行かないと感じるママパパはこの本を読めば、少しでも不安が和らぐのではないかと思う。

この本は児童の精神障害について書かれた本なんですが、冒頭にこう書いてあります。

ー「児童精神医学」の網羅的な教科書や啓蒙的な解説書をめざす本ではない。日々の暮らしのなかで子どもたちと直接関わる人たち_教員、保育士、看護師、心理士などをはじめ、さまざまな子どもにかかわる職域にある人びと、そしてもちろん親たちーにとって、子どものこころの病気や失調、障害を理解したりケアしたりするために役立つことをめざす本である。

「子どものための精神医学」 滝川一廣 医学書院(2018)第1版第6刷 p12

発達障害を持つ子どもだけでなく、現代は複雑な社会で子どもが精神的に不安定になることは良くあることだから、お子さんの発達について気になることがあるママパパ、発達障害をもつお子さんを育てるママパパ。を含めた子どもに関わる全ての大人が読むべき本だと私も強く思います。

発達障害というと、なんだかちょっと「奇異な振る舞いをする子」のようにイメージされる人が多いですよね。その子がどんな子なのかを知らないで突然出会うとき、もしかしたら、そう感じる場面もあるかもしれません。

でもそれって、きっと発達障害について正しく知らないから「奇異」に感じるんですよね。
一見奇異な振る舞いをするその子は、何もわからないわけではなくて、その子なりの感性だったり感覚があって行動している結果なだけで、なぜそうしているのかがわかると「なるほどな〜」ってなることもあります。そして逆に、一見何も障害を持っていないと思われるような子も発達障害をもっていたりもします。そういうこともこの本を読めば理解することができます。

定型発達と何が違うのか、周囲にいる大人はどんな風に関わると良いのか。について詳しく、一般の方が読んでもある程度わかるように書かれています。でもやはり、誰にでも気軽にスラスラ読める本ではないかもしれません。それでも、部分的にでも読んでみて学ぶことは本当に多い本だと思います。

私としては特に、ちょっと我が子は育てにくいなって感じているママパパに読んでほしいと思っています。この本の私のイチオシは「第Ⅲ部 育てる側のむずかしさ」なのですが…。

育てにくい=発達障害ということでは決してないのですが、この本のスゴイとこの一つは、発達障害は子ども側の育つ困難の問題と言っていて、育てる側には側のむずかしさがあるんだとバシッと言ってくれていることなんです。親だけに責任を持たせていないし、子育てにむずかしさを感じて上手く行かない親こそケアが必要だと言っています。それは発達障害の有無に関わらずそうであり、子育てと虐待(子育ての失調)の問題についても詳しく書かれています。

そもそも『「虐待」の概念を捨てよう』と著者は言っています。

なぜなら、虐待という言葉は一方的な加害を表しているからだというのです。詳しくは著書を読んでいただければと思いますが、虐待をしていると親を一方的に責めてやめろと言ったところで、簡単にやめられるというわけでもないし、子どもが幸せになるわけでもないからです。むしろ、自分は虐待されているという被害感情を強めて他責的になって精神的な負担を増やしてしまうとしています。私はこの本を読んで、確かにその通りだなと思いましたし、社会で子育てを考える社会になれば、きっと親たちが過剰に窮屈な思いをせず「子育ての失調」そのものが減るんじゃないかと思いました。

一読をおすすめします。

子どものワクチン接種に迷ったら読みたい本〜「免疫力を強くする」宮坂昌之

こんな本!
  • 感染症とはどういう状態かがわかる
  • ワクチンって何者なのか、正しい知識が身に付く
  • 免疫力って何か、免疫力を強くすることってどういうことか正しい知識が身に付く

世の中にはワクチンが怖いものだと考えて、自分はもちろんのこと子どもにもワクチンを接種させたくないと考える人がいます。かの有名なトランプ元米大統領も、ワクチンは有害だと公言していましたね。薬品メーカーが金儲けのために危険なワクチンを売り捌いていて役所や病院もその一旦を担っているなんてことを言われたりします。

これは医療者にとって、とても難しい問題です。

なぜかといえば、ワクチン接種してもらえないと感染症で死ぬ子どもが増えてしまいますから接種してほしいんです。ワクチンを接種した個人が健康を保てるというだけでなく、沢山の人がワクチンを接種することで集団免疫が働くようになるからです。この社会でどんな人も健康に暮らせるために必要な予防医療なのです。もともと免疫の病気でワクチンを接種できない方もいます。そういった方達のためにも健康な人がワクチン接種することがどれほど大切かわかっていただけると思います。

多くのママパパたちは定められたワクチン接種(定期、任意接種)をきちんと受けてくださってますが、そうでもない方も一定数いらっしゃる。その方たちは、正しくない情報を盲信していて、なかなかワクチンへの不信感を手放してくれません。

私自身、ワクチンへの不信感が強いママパパにどうやって説明したらいいのか考えているときにこの本に出会いました。

この本は免疫学の第一人者、医学博士の宮坂昌之先生が書いています。この先生、日本免疫学会の会長をされていたほどのスゴイ先生です。帯に書いてある経歴もすごくて驚くのですが、本の内容は一般人にわかりやすく、淡々と科学的な根拠に基づいてワクチンや免疫について偏りなく書かれています。

そもそも人間が感染症にかかるとはどういうことかから始まって、ワクチンとは何か、定期接種、任意接種の違いや感染症別のワクチンの現状、実際にワクチンを接種するときに知っておくと良いこと、「免疫力を強くする」ことについてなど、詳しく書かれています。かの有名なブルーバックスなので、本格的な医学書とは違って300ページ程度で予備知識のない方にもとても読みやすく、理解が深まると思います。本当にわかりやすいです。

子どものワクチン接種について悩んだ時はぜひ、この本を手に取って読んでみてください。その悩みはきっと解決します。

まとめ

ピンボケして暗いけど、うちにある本です。森戸先生のはひとつ前の版で今は表紙が違います。

育児をしていくうえで、不安はつきものです。

ただ、やみくもに怖がるのではなくて正しい知識を身につけることでその不安は和らぐし、結果も違ってくると思います。

今回、ご紹介した3冊は、ママパパが正しい知識を身につけて安心して子育てするためにとても有益な本です。ぜひ、読んでみてほしいと思います。絶対に損はしません。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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